ウィンブルドン2018

7月2日から今年3つ目のグランドスラム、ウィンブルドン選手権が開幕します。この大会は1877年に始まった世界最古のテニストーナメントで、選手はみな白のウェアーを着ることが定められています。また、開催1週目と2週目の中間に位置する日曜日を”ミドルサンデー”と呼び、この日を休養日として設ける伝統があります。

テニスの聖地ウィンブルドンで錦織選手がどんな戦いを見せてくれるのか、楽しみですね。

ウィンブルドン選手権開催期間

予選→6月25日~7月1日

本戦→7月2日~7月15日

開催場所と時差

開催地→イギリス・ロンドン

オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケークラブ

時差→ -8時間

ドロー発表

6月29日(金)の予定

ドローが発表されました!!

順当にいくと

1回戦 クリスチャン・ハリソン

2回戦 バーナード・トミック

3回戦 ニック・キリオス

4回戦 アレクサンダー・ズべレフ

QF   ドミニク・ティーム

SF   ラファエル・ナダル

F    ロジャー・フェデラー

となります。

錦織選手は第24シードでボトムハーフに入っています。さすがはグランドスラム、そうそうたるメンバーが並んでいます。初戦の相手のハリソンはIMGアカデミーの後輩で、よく一緒に練習する間柄のようです。多少のやりにくさはあるでしょうが、ここは格の違いを見せつけてほしいですね。


1回戦結果

錦織圭 3 - 1 クリスチャン・ハリソン

1回戦の相手はIMGアカデミーの後輩クリスチャン・ハリソンでした。6-2、4-6、7-6、6ー2で錦織選手の勝利!これで7年連続の2回戦進出を決めました。

この日のウィンブルドンは朝から吹き続ける強風で球が不規則に動き、錦織選手自身も「気持ちいいテニスがなかなか出来なかったので我慢が必要だった」と語っています。

次戦の相手はオーストラリアのバーナード・トミック。現在はランキングを落としていますが、芝が得意のビッグサーバーで決してあなどれない相手です。過去の対戦成績は2勝2敗。


余談ですが、前日の試合でフェデラーがユニクロのウェアーを着て出てきたのには驚きました!選手間でもかなり驚きがあったようです。20年間着続けていたナイキからユニクロになった理由はわかりませんが、私たちとしては嬉しいかぎりですね。


2回戦結果

錦織圭  3 - 1  バーナード・トミック

2回戦が行われ、大会第24シードの錦織選手は2-6、6-3、7-6(9-7)、7-5で勝利し3回戦に進出しました!これで1932年と1933年に4強入りした佐藤次郎を抜き、日本男子単独最多の大会通算15勝をあげました。

第1セットを先取される厳しい立ち上がりとなりましたが、この日はサービスが冴え、第2セットを奪取。勢いにのった錦織選手は第3セットのタイブレークを制し、第4セットも競り勝ちました。直近の対戦では2連敗していた相手でしたが、終わってみれば合計24本のサービスエースで勝負強さを見せてくれました。

ところで錦織選手、サービスの前のルーティーンを変えたようです。以前はボールボーイからボールを2つもらい1つはポケットにいれ、もう1つでサービスを打っていました。が、今大会からもらうボールは1つ。ファーストサービスが入らなかったらもう1つもらうことにしたとか。理由は「一球入魂」だそうです。錦織選手のファーストサービスにかける思いが、今回のサービスエース量産につながったのかもしれないですね。

さあ、次戦の相手はオーストラリアのニック・キリオスです。またもやオーストラリアの悪童くんですが個人的には私、キリオス好きです。ものすごくパワフルな高速サーブとトリッキーなプレイ、見ていて面白いです。もちろん応援するのは錦織選手ですが。

良い試合を期待しましょう!!

3回戦結果

錦織圭  3 - 0  ニック・キリオス

第24シードの錦織選手は第15シードのキリオスに6-1、7-6、6-4のストレートで勝利しました!

第1セットは第2ゲームでキリオスのサービスゲームをいきなりのブレーク。第6ゲームもブレークして6-1で奪取しました。かかった時間はたった16分。第2セット、やっと調子が出てきたキリオスでしたが、タイブレークの末錦織選手が取りキリオスは客席にボールを打ち込んでしまいます。第3セット、徐々にキリオスのサービスが切れを取り戻しお互いにキープが続きます。しかし第10ゲーム、錦織選手がブレークに成功し2年連続のベスト16入りを決めました。

第1セットがたったの16分で終わったのには誰もが驚いたのではないでしょうか。錦織選手は相変わらずサーブが絶好調!!最初のサービスゲームをブレークされたことでキリオスはパニックに陥ってしまったようです。また、1度も勝ったことのない錦織選手との試合で緊張もしていたのではないでしょうか。

それにしても錦織選手のプレーは圧巻でした。自身でも「芝人生の中でもトップのプレーが出来た」と手ごたえを感じていたようです。また、試合中に錦織選手の放った絶品のロブショトが話題をよんでいます。「美しいです、ニシコリ。どれほど難しいプレーなのかがわかります。」「一流だ。ケイ・ニシコリの年?この第24シードはキリオスをストレートで下しました」「ニシコリのセットポイントは私の人生において最高のラリーだった」など海外の記者たちを唸らせ世界が注目しています。

次戦は第4シードのアレクサンダー・ズべレフをフルセットの末撃破した世界ランク138位のエルネスツ・ガルビスです。今でこそランキングを落としていますが、2014年には10位まで上り詰めた実力者です。決して油断はできませんが錦織選手の快進撃を期待せずにはいられません。

4回戦結果

錦織圭  3 - 1  エルネスツ・ガルビス

錦織選手の4回戦が行われました。結果は4-6、7-6、7-6、6-1で錦織選手の逆転勝利です!これで日本勢では95年の松岡修造以来、23年ぶりの8強進出となりました。

第1セットはガルビスの放つ時速210キロを超えるサーブに苦しみ、タイミングが合わず振り回され落としました。右ひじに痛みもありメディカルタイムアウトを取る場面も。

第2セットも同じような状況が続きましたが、我慢して耐え、タイブレークに持ち込みこのセットを奪取。第3セットも再びもつれ、タイブレークに。ガルビスが芝に足を取られて転倒負傷し、このセットも12-10で錦織選手がもぎ取りました。

第4セットはガルビスがタイブレークを落とし気持ちが沈み、負傷で動きが鈍くなっているところを錦織選手が一気に攻めこの試合に勝利しました。

大変な試合でしたが、勝ち取ってくれました。連日の対ビッグサーバーで錦織選手の腕が心配ですね。しっかりリカバリーして頑張ってほしいです。

さて、試合後に錦織選手のとった行動が話題になっているようです。客席に目をやるとおもむろにバッグから予備のラケットを取り出し、日本人の子供たちの一団から1人の少年に手渡したのです。子供は思わぬプレゼントに大喜び。「なんてすばらしい」、「ちびっ子にあげる姿に感動」、「最高の思い出になったでしょうね」など微笑ましい声があがっていました。さすがは錦織選手ですね!

次戦はまたもやジョコビッチです。再三錦織選手の前に立ちはだかってきた世界元1位をどう攻略するのか、今度こそ雪辱をはらしてほしいですね。

準々決勝結果

錦織圭  1 - 3  ノバク・ジョコビッチ

11日、男子シングルス準々決勝が行われ、錦織選手は3-6、6-3、2-6、2-6で敗れ、対ジョコビッチ戦13連敗となってしまいました。またもやジョコビッチに行く手を阻まれた錦織選手、チャンスがあっただけに悔しい敗戦となりました。

「第3セット第5ゲームは一番大きいチャンスだった。取れていれば試合は違っていた。思った以上にディフェンスが良くて攻めきれなかった。プレー内容は悪くはないのだけど、何かが足りないのだろうと思う。」と錦織選手。

とは言え、右腕を負傷した状態でのあのプレーは驚きです。第1セット第5ゲームでの股抜きショットからの強烈なバックハンドでは大喝采を浴びました。大会公式も「ケイ・ニシコリの魔法の瞬間」として取り上げ、水曜日のプレイ・オブ・ザ・デイに選んでいます!


敗戦はしたものの、観るものを魅了した錦織選手のプレー、両者共に厳しいショットの連続で聖地ウィンブルドンのセンターコートにふさわしい試合でした。

さて、錦織選手の次なる大会は、7月30日開幕のシティーオープンです。いよいよ得意なハードコートシーズンになります。しっかり休養し怪我も完治して、また素敵なプレーを見せてほしいですね。

 

 

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